市原市ちはら台西のコスモスクリニック|乳腺外科、内科、外科

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乳がん術後の経過観察と内分泌治療

乳がん術後の経過観察について

コスモスクリニックでは千葉県がんセンター、千葉ろうさい病院、千葉大学医学部付属病院などで乳がんの手術を受けられた方の、術後の経過観察を担当しております。
手術後の補助療法や経過観察の内容は、個々の病状によって異なります。当院では術後の定期チェックとして視触診、マンモグラフィ、乳腺エコーを行い、必要に応じて採血検査、胸部レントゲン、腹部エコー検査を行います。術後の補助療法としては内分泌治療(ホルモン療法)を行います。LH-RHアゴニスト製剤の注射や、抗エストロゲン剤、アロマターゼ阻害剤などを内服していただきます。これらの治療は手術を行った病院との連携パスに基づいて行っています。

内分泌治療(ホルモン療法)とは

60~70%の乳がんは女性ホルモン(エストロゲン)の刺激で発育や増殖を引き起こされるという性質を持っています。針生検や切除されたがんの組織を調べると女性ホルモンに対しての感受性がわかります。感受性がある、すなわちエストロゲン受容体(ER)またはプロゲステロン受容体(PgR)が陽性の場合は、内分泌治療を受けることによって再発のリスクを減少させることを期待します。

LH-RHアゴニスト製剤

閉経前の女性が対象になります。この薬は脳下垂体からの指令をブロックして卵巣でのエストロゲンの分泌を抑えます。3カ月もしくは6カ月後ごとの注射をします。
この注射によって一時的に閉経後のホルモンの状態になりますので、ホットフラッシュや肩こりなどの更年期の症状が起こる場合があります。ゴセレリンやリュープロレリンなどの製剤があります。

抗エストロゲン剤

閉経前、閉経後に関わらず使用可能です。乳がん細胞のエストロゲン受容体にエストロゲンが結びつくのを阻害して、かわりにエストロゲン受容体に結合することにより、がん細胞が増殖するのを抑える薬です。
副作用は一般的には強くはありませんが、のぼせや吐き気、おりものなどがあります。また、子宮体がんの発生率がやや高くなるという報告があります。タモキシフェン、トレミフェンなどの製剤があります。

アロマターゼ阻害剤

閉経後の女性が対象です。閉経後は脂肪組織などにあるアロマターゼという酵素の働きによって、副腎皮質から分泌された男性ホルモン(アンドロゲン)からエストロゲンが作られるようになります。アロマターゼ阻害剤はこの酵素の働きを阻害する薬です。
副作用としては更年期様の症状や、関節痛(朝の手のこわばり)、骨塩量の低下などがあります。アナストロゾール、レトロゾール、エキセメスタンなどの製剤があります。